〈YMH〉上海で仕事に追われメシしか撮れてない報告
こんにちは。
前回の投稿からまたまた2ヶ月空いてしまいました。
例年であれば、8月末〜9月頭にかけて仲間と北ア山行なぞ嗜んでおり、
その報告となる時期なのですが、
今回はほぼ同時期に上海出張が重なり、北アルプスはパスしました
(仲間たちも結果的に荒天のため北アは諦めて別の山域に行ったようです)。
ということで、以下は上海出張日記のようなもの。
いつものことながら、現地の職場に詰めっぱなしで観光めいたものはゼロ。
宿、街、メシぐらいしか写ってないですが、よければ見てやってください。
…………
ホテルは上海の浦東空港からタクシーで30分ほどの『ラマダ』。
僕は地下鉄と徒歩で行ってみました(暑くて後悔したけど)。
ここに5泊しましたが、これがなかなか良いホテルで、
日本から来た仕事仲間と急遽ルームシェアすることになったんですが、
デラックスツイン風の広い部屋で、2人でいても狭さを感じず、とても快適。
2人で1泊12,000円ぐらいだったかな。
ちなみに飛行機は羽田-浦東往復の中国東方航空で、
3〜4週間前の手配で67,000円ぐらいでした。
…………
ホテルから仕事場には毎日シャトルバスが出てました。
2枚目は仕事場の建物。
ホテルの近くにも仕事場の近くにもコンビニの類は全くなく、
結構困りました……(T_T)
そして今回、上海の中心地には全く行ってません。
日本で言うなら、成田空港に着いて成田市に滞在して仕事を完結し、
そのまま帰ったようなもの。東京都心はおろか千葉市にも入っていません。
ま、いいんですけどね、仕事なんで。
強いて言えば……乗車時間わずか8分の、
空港から出てるリニアモーターカーには乗ってみたかったなぁと思うけど(笑)。
…………
中国っぽい……ような光景を3枚。
上の2枚はガラス越しなのでややピン甘ですが……。
僕は今回が初めての中国だったのですが、
驚いたのは、スクーターがほぼ100%電動式だったこと。
エンジン音がなく、モーター音もかなり小さいため、
道を歩いている時にスクーターが背後や横を走っていても全く気付きません。
何度かひかれそうになりました。
そして、2枚目は公安の車と大きな団地。
僕が滞在していた地域・建物がたまたまそうだったのかもしれませんが、
マンモス団地的な建物がかなり多かった印象です。
公安(警察官)の姿も結構見ました。
突っ立ってるだけで仕事はあんまりしてなさそうでしたけど……。
3枚目は噂に聞いていた電子決済。
だいたいどこのお店でもアリペイかウィチャットで払えますよ、と。
すごい普及率のようで、実際に現地の人はほとんどこれで済ませてました。
スマホをかざしてピッ!です。
「中国、進んでるなぁ、いいなぁ」と思ったことの一つがこれ。
もちろん僕ら外国人は現金での支払いになりますが、
断られることはなかったので困りはしなかったです。
…………
お昼ご飯は食べなかったり、支給されたお弁当だったりという感じでしたが、
仕事仲間と抜け出して「ビア餃」をした日がありました。
中国は酒税が日本に比べてかなり安いので
ビールの値段がソフトドリンクと変わらないぐらいでした。
このお店、この水餃子は美味かったけど、メインで頼んだ麺はダメダメ……。
…………
ダメダ麺の口直しは美味しいタピオカミルクティーで。
…………
またある日は、10人ぐらいで仕事場近くにある小奇麗な飲食店へ。
これだけ大きな電光メニューボードがあると、
中国語ができなくても頼みやすいというものです。
このお店ではたっくさん頼んだのですが、
うまいものとそうでないものの落差が激しかった印象です。
この店に限らず、中国の食事が全体的にそうだったかな。
台湾や韓国、そして我が日本は、どんな料理をどこで食べても
そこそこ以上のものが出てくるからすごいなぁと思ったり。
…………
いきなりスマホのような画質になりましたが、
これはNikon1 J5です、お許しを(他はD750です)。
この飯屋は、上海滞在の最後の晩に、
中国の他地域から来ていた中国人の仲間に連れられて行ったお店。
その中国人にとっても初めて行くお店でしたが、
僕らの口に合いそうなものという基準でセレクトしてくれたこともあり、
どれも美味しかったです。
日本じゃあまり食べないひまわりのタネ、いっぱい食べちゃった^^;
…………
で、トップ画像に戻る訳ですが、
「帰りの空港で入ったお店が一番美味しかった」という結論だったと(笑)。
ここは日本の仲間が中国入国時に直感で選んだお店で、
「良かったですよ、ここ。もう一度行っても良いです」とのことだったので、
帰りの飛行機に乗る前に一緒に行かせてもらいました。
お値段は街中のお店よりは割高ですが、どの料理も美味しいし、
盛り付けや器の選択も繊細で日本人の感覚にかなり合いました。
このお茶も素晴らしかった。
ゆっくり時間をかけて、おしゃべりを楽しみながらいただきました。
…………
ということで、ダラダラと書き連ねてきましたが、
いろいろと勉強になった初の上海滞在でした。
街そのもの、インフラなどのスケールは日本以上ですし、
電子決済に代表されるように日本の先を行っている印象。
でも、ネット検閲など、他国の人間には不可解なルールもあります
(VPNを用意していってもそれが切れることもあり、
Google系やFBやLINEはちょっと不便)。
すぐまた旅行で行きたいか、と問われるとなんとも言えませんが、
仕事だったらありかなと思いますし、
中心地を含めもっといろいろと見てみたいという気持ちはあります。
少なくとも楽しみが何もなくて、物価が高くて、風景は変わり映えしなくて、
お酒が飲めないカタールよりは断然いい(笑)。
……という上海出張記でした。