〈MH〉カメラと写真の展示会『CP+』に、かるーく行ってきた
大雪の後の見事な冬晴れでしたね。
横浜みなとみらいで開催されていた
毎年恒例のカメラと写真の展示会
『CP+』に行ってきました。
僕は2年ぶり2回目の観覧です。
会場は『パシフィコ横浜』。
ネットで事前登録しておけば無料で観られます
(登録なしで行くと1500円)。
今年は2月13日(木)から16日(日)の
4日間開催だったんですが、
大雪のため昨日(15日〈土〉)は中止。
そのせいか、
最終日の今日(16日〈日〉)はかなり混んでました。
実は僕は友人の付き添いで行ったという感じです。
じゃなければ、行かなかったかも^^;
こう言ってしまっては身も蓋もないのですが、
カメラメイニア(ヲタク)の祭典な感じアリアリなので
(僕も周囲から見たらその一人だろうけど)、
会場は、95%男性の、一眼レフ首から下げて歩く集団の
人いきれでむせ返っていまして、
その熱気にあてられちゃうんです。
前回来た時がまさにそのパターンで。
僕も首から一眼レフ下げて行ったクチですが^^;
お目当ての製品、ブース、講演、
キャンギャルのおねいさん(!?)などもなく、
ただ場内を漂流しているだけだと、
間違いなくすぐ疲れます。
単純に人出もかなり多いですし、真っ直ぐ歩けません。
(※展示会なんで、商品は販売していません。
ショッピングモードになれないのは意外とツライものです)
それが展示会というものだよ。
メーカー各社はまずコアな人にPRして売りたいんだ、
と言われたらそれまでですが、
こんなブログ書いててアレですけど、たぶん僕は、
新商品や目玉製品を眺めてドキドキワクワクするというより、
買ったものをどう使いこなすのかという方に
興味があるのでしょう。
あと単純に、
気になる商品を見るなら落ち着いて見たいですしね
(↑80%ぐらいこっちかな(^^))。
……ということで今回は、
●カメラは持って行かない。
※撮りたいものはスマートフォンで撮る。
←会場に行ったら、
案の定そんなヤツはほぼ僕だけでした(笑)。
●場内を巡るのは2週まで。
●好きなプロカメラマンの講演を見るのは2つまで。
●トータル滞在時間はマックス4時間ぐらい。
……と決めてから出掛けました。
ええ、ひじょーに緩いですよね(笑)。
つまり、この先を読んでいただいても、
お役立ち情報も、商品の解説も、
濃密なイベントレポートもありませんm(__)m
でも、こう決めてから出掛けてほんと良かったです。
一昨年に比べたら疲れが半分ぐらいでしたもの
(それでも帰りの電車で即寝するぐらいは疲れてたけど)。
…………
以下、スマートフォンで撮った写真を何点か。
でも、ブースの内側にいた時間はわずかでした。
次に、Nikonステージで、好きなプロカメラマンである
「ゆる鉄」中井精也さんの講演を聞く(約50分)。
大人気ですぐ人だかりになってました。
テーマは、今とても人気のフルサイズ
デジタル一眼レフカメラ、『Df』について。
中井さんが、実際にDfを使って撮ってきた
日本やスイスの鉄道写真や、
Dfの使いこなし術について語っていました。
聞いてるとDfが欲しくなりますね、やっぱり(^^)
中井さんの旅情あふれる鉄道写真は以前から好きで、
写真雑誌やブログは普段から見ています。
そして、生で講演を聞くのはこれが3度目でした。
自称「甘党・隠れメタボ」という
コミカルなキャラクター性や
トークの巧さもあって、
さすがの安定感ある楽しい講演でした。
下の本は、デジタル一眼レフカメラを
イチから学びたい人にとって、ホント名著ですよ。
- 作者: 中井精也,ニコンカレッジ
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世界一わかりやすいデジタル一眼レフカメラと写真の教科書 何をどう撮る? 活用編
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このNikonステージの直後に、
SONYステージでも中井さんの講演があったのでハシゴ。
こちらも約50分ほど。
そう。カメラの世界だと、
中井さんのように売れっ子の方ですと、
メーカーの掛け持ちがあるんです。
中井さん、Sonyステージでは、
上着をSonyのαカラーに着替えて登場しました。
さすがです(笑)。
こちらでのテーマは、
現時点での世界最小最軽量のフルサイズデジタル
一眼カメラ『α7R』。
中井さんがα7Rを使って撮った北海道の写真が
作例としてふんだんに登場していました。
全体的な構成や、トークの安定感は
Nikonステージの時と似てたのですが、
こちらの方が、ジョーク(ネタ写真やボケ写真)も多くて、
聴衆からも笑いが起こっていました。
僕自身は全然Sonyのカメラに詳しくないので
α7Rについては何も言うことがないんですが^^;
このサイズと重量で、3640万画素フルサイズ機
というのはちょっと信じられないです。
「公共交通機関での出張や移動が多い。
でも、高画質機を持つ必要がある」
というような人(僕もそうかも)にはとても魅力的ですね。
あとは女性など、小柄な人でも持ちやすいはずです。
講演の後は、自分に課したルール通り、
場内をコンパクトに巡って、3時間ほどで上がりました。
巡回している時に「おっ!」と思った
2つのアイテムについては次のエントリで
(それは普通のカメラやレンズじゃありません)。
それにしても、
場内のあちこちでこんな光景があって、
That's 展示会! という感じでした。
可愛いキャンギャルがポースを取ろうものなら、
男どもが群がって来てすぐこうなるのです。
そりゃ真っ直ぐ歩けない訳です(笑)。
だからか、会場の隅っこの方にあった、
「カメラの歴史博物展示」スペースには癒やされました(笑)。