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〈MH〉わかりやすい確定申告の本は? 『フリーランスを代表して……』。星4つ

 

フリーランスを代表して 申告と節税について教わってきました。

フリーランスを代表して 申告と節税について教わってきました。

 

 

あと少しで3月。

3月といえば確定申告です。

 

自分もフリーランスなのでやらなければいけません。

 

今年は仕事の忙しい季節と確定申告が重なることが

決まっていて、すでに戦々恐々としています。

 

今から3月中旬にかけて

このブログの更新があまりないようだったら、

そういうことだと思って頂ければ幸いです……(汗)。

 

…………

 

さて、僕は昨年初めて確定申告をやりました。

 

もちろん完全な素人でしたし、

いい年して恥ずかしいことに税の知識も皆無に等しければ、

数字を見るだけでムズムズするような文系人間でした。

 

なので、数ヶ月前から、

フリーランスの先輩である友人にしっかりと

レクチャー&サポートをしてもらって3月に備えたのです。

 

おかげでなんとか、

初めての「青色申告」を「e-Tax」でやることができました

(ぶっちゃけ、年間の支出の計算を自分でやった以外は

友人大活躍だったんですが……)。

 

その初の確定申告に備えて、

友人に「これだけでも読んでおいたら良いよ!」と

事前に貸してもらったのがこの、

 

フリーランスを代表して申告と節税について

教わってきました』(きたみりゅうじ著)です。

 

レビューを読んでもらうだけでもわかると思いますが、

 

極めて面白くてためになる、

まさに「目からウロコの税金講座」です。

 

ずっと版を重ねて売れ続けている、

確定申告界のベストセラーです。

 

主人公である、フリーランスの「私」

(=著者のきたみりゅうじさん)と、

税理士の先生の対談形式で、

 

税の仕組みや確定申告という制度の概念、

それから、

「早い話が何をどのぐらい経費として積めるのか」

みたいな実際的な話まで語られています。

 

ただ、具体的な事務作業について、

例えば複式簿記の記帳の仕方みたいなことは

あまり載っていないので、

それはまた別の本などで勉強する必要がありますが、

 

この本1冊で、税務署や税金という存在が、

「得体の知れないモノ」ではなくなった気がしますし、

 

「税理士などに丸投げしないで、

自分でもなんとか青色申告できるんじゃないか」

という勇気をもらえました。

 

また、実際に一度自分で確定申告をしてみたところ、

お金の流れを否応なく把握することになったので、

これは非常に勉強になりました

(仕事と暮らしを「数字」で見るのって大事ですね)。

 

友人から借りたこの本、結局僕は2度読んで、

最終的には自分で買ってもう1度読みました。

 

イラスト(マンガ)も多いし、

対談形式なのですごく読みやすいんですよ。

 

個人で確定申告をすることがないという

サラリーマンの皆さんにとっても、

「短時間で気軽に税金のことが学べる名著」

だと思います。

 

この本は、★★★★☆

 

…………

 

余談ですが、

 

僕の確定申告の先生であるこの友人、

今はまた勤め人に戻ったのですが、

 

フリーランス時代に制作に関わった書籍の印税が

今も払われているそうで、確定申告もしています。

 

……というか、

「もう終わったよー」とのこと^^;

 

ひー、焦るじゃないかー。