10年ぶりぐらいで徳島へ。
徳島には祖母と両親がいます。
両親宅に数日滞在し、1泊2日で香川出張にも行きました。
写真はほとんど撮ってませんが、パラパラっと並べます。
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ロープウェイや車で来られる自然の展望台です。
この写真は、吉野川、徳島空港、鳴門大橋、淡路島方向。つまり北向き。
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眉山の公園。桜は2、3分咲きってところでしょう。
外にいると結構寒かったし、お花見はまだ凍えるレベル。
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これも眉山にて。
観光地だろうが、ロープウェイで行ける所だろうが、
山にいるとつい……。
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眉山へ上がるロープウェイは、
徳島駅から近い『阿波おどり会館』という建物から出ているのですが、
そこでは阿波おどり公演を観ることができます。
観光客向けのショートプログラム(40分程度)を
毎日複数回やっていますし、
阿波おどりの鑑賞半分、阿波おどりの歴史・文化のお話半分という内容なので、
初めての人でもとっつきやすく、オススメです。
最後の10分ぐらいになると、
簡単な振り付けの指導を経て、「踊りたい方、ぜひ前へ!」と呼び掛けがあり、
皆で一緒に踊ることができます。
僕、連れ合い、母の3人は遠慮しましたが、
徳島生まれの父は血が騒いだか、ためらうことなくステージへ。
僕にはデタラメに踊ってるようにしか見えなかった父ですが、
連長(座長)のお眼鏡に叶ったらしく、
20人ほどいた参加者の中の最優秀者に選ばれてしまう事案発生(笑)。
連長の寸評:
「今の阿波おどりではない、伝統的なスタイルでした。
非常に懐かしい思いがしました。徳島の方ですか?」
マジか〜!
あれ、プロを唸らせるような踊りだったのかと僕ら3人は大ウケ。
父「ええ。4歳から20歳頃までやっていたので……」
まさかこんな抜き打ちコンテストがあり、
自分が選ばれるとは全く思っていなかった父、
事ここに至って、
「しまった。県人が1位になったら、そら皆シラケるでぇ……」
とバツの悪い顔になってました(笑)。
そこはそれ、連長も、
県外の人(阿波おどりビギナーと思われる方2名)を
銀賞的な形で表彰していたので、バランスを取っていたんでしょう。
特にひんしゅくを買ったような雰囲気もなく、
僕ら3人も安心して大笑いしてました。
県外のお客さんや友人・家族をここに連れて来た徳島県人が、
父のように本能的に踊り出してしまい、結果表彰されるということは、
阿波おどりスピリッツを考えてみればしょっちゅうあるはず。
「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損損」ですからね。
父の阿波おどりを見たのも、思えば30年ぶりぐらいかもしれません。
初めて見た連れも楽しんでいたようなのでよしとしましょう。
それにしても、阿波の民に受け継がれる阿波おどりの血潮、恐るべし。
そりゃ、こんなドリンクが町中の自販機にある訳です(笑)。↓
隣のも徳島定番!