ある日、仕事を終え帰宅し、郵便受けを開けた僕の奥さんは、
「ひいぃ……な、なにこの木クズ〜!!!」と、身体が硬直。
手渡された僕もぎょっとしました(笑)。
これは北アルプスの「新穂高ロープウェイ山頂駅」で売られていて、
その場にあるポストで投函も出来る「新穂高はが木」。
知る人ぞ知るお土産兼記念ハガキです。
……というのは、僕も受け取った後に知りました。
差出人は、我が登山チームの「隊長」。↓
僕は雪山登山は全くしませんが
(山に行ったら雪が残っていたということはありますが)、
隊長と「パタゴニ男」の2人は2年ぐらい前からちょくちょく
雪山登山やスノーハイクに出掛けています。
今回2人は、東京から夜行バスで新穂高に入り、ロープウェイで上がって、
山頂駅から少し歩いた所にある西穂山荘で幕営(テント泊)。
翌日に西穂独標まで雪山登山を楽しみ、同ルートで下山・帰京しました(1泊2日)。
快晴で風も弱めという絶好のコンディションで、隊長としては、
独標のさらに奥にある、西穂高岳山頂まで行きたかったようですが、
まだ雪山経験の少ないパタゴニ男もいるので、無理せず戻って来ました。
素晴らしい眺望。いいなぁ。↓
↑ 西穂山荘の人気メニューのラーメン
山好きな人はだいたいそうだと思いますが、
写真や感想は、当日あるいは翌日にすぐ仲間内で共有したり、
個々にSNSなどにアップしたりしますよね。
スマホで簡単に撮れるし、すぐに送り合えるのはホント便利です。
僕らも毎回そうやって楽しんでいて、今回のこのブログは、
まさにそんなふうにやり取りしていた画像を使っている訳ですが、
皆のテンションも平常モードまで落ち着いた頃に、
雪と氷の北アルプスから予告なく木クズ……、いや、
はが木が届くというのもオツなものです。
紙製じゃなく本物の木というところがまた野趣に富んでいて良いですね。
心が一気に山に誘われるような、そんな雪山からの便りでした。