山で食べる朝飯は何が美味いのか。
私とパタゴニ男の最近のテーマであります。
じゃ、適当に持ち寄って、山に行って食ってみようぜ
……ということで、西丹沢(神奈川)へ。
山頂まで行かず、「本棚」(ほんたな)「下棚」(しもんたな)」という
2本の滝を見て、沢沿いで朝飯食って帰ってくるという、
行動時間90分ぐらいのお気楽お散歩プラン。
ほどよく新雪が積もった沢沿いの登山道をのんびりと登り、
途中でちょろっと登山道を外れて、本棚と下棚へ。
↑これは本棚。
僕は3回目でしたが、パタゴニ男は初めてということで、喜んでくれました。
ここはオールシーズンおすすめです。
そして、テーブルのある所まで引き返して、朝飯タイム。
パタゴニ男は自宅で仕込んでおいたミネストローネを温め、
僕はバウルー(ホットサンドメーカー)に、
食パンと具材をドカッとぶち込み、プレス焼き(?)します。
↑ これは、しらす+塩昆布+チーズとごま油少々。
パタゴニ男の絶賛、いただきました。
もう一個作る。じゅー。
↑ こっちはハム野菜チーズサンド。これもうまうま。
ミネストローネもVery Good !でございました。
バウルーは自宅でよく使っているんですが、山に持ち出したのは初めて。
気付いたことを記しておきますと……、
・重い&かさばる ←そりゃまあ鉄の塊ですからね……。それでも持っていくだけの価値あり!
・グラつき注意 ←今回は平たくて硬いテーブルの上にガス缶が置けたし、僕のバーナー(プリムス P-153)が四本ゴトクなので、バウルーをゴトクに直置きして、手を放しても大丈夫でしたが、何かのはずみで簡単にひっくり返る危険性あり
・風に注意 ←風があるとパンに具材を乗せられないと思います。バウルーも簡単にひっくり返るでしょう。この時この場所はほぼ無風でした。
・まな板・ナイフ必須 ←バウルーからホットサンドを取り出してカットするために、まな板か平皿、そしてナイフがあるとよい。今回は300円ぐらいの簡易的なまな板を持って行きました。バウルー上でじかにカットしないこと。内側の表面加工は刃物が当たるとすぐ剥がれます。
・6枚切り+具材いっぱいが美味い ←8枚切りでも良いんですが、山で食うなら腹持ちも考えて6枚切りパンを使い、具材をこれでもかってぐらい入れて、ワイルドにぎゅーっと押さえてフックをかけるのが良いです。
・焦げに注意 ←自宅のガスコンロで中火〜強火で作ってると、ちょっと目を離したスキにすぐ黒焦げになります。登山用のバーナーはそこまで火力が強くないので大丈夫ですが、マメにフタを開けてチェック&裏返しをすべし。
・やけどに注意 ←調理が終わってもしばらくは熱いので注意。
……とまあ、こんなところでしょうか。
何を挟んでもほとんど外しがないのが、ホットサンドの良いところ。
「次、何を挟んで食べようか」って考えるのが楽しいんですよね〜。
また持って行こうっと。
…………
余談ですが、実はこの日は近くの別の山に登る予定でした。
が、神奈川の山間部で前日雪が降り、路面凍結
(※東名高速道路も通行止めになった日です)。
僕らはカーシェアリングの車で行ってましたが、当然タイヤはノーマル。
登山口までだましだまし走行してましたが、
駐車場直前の坂でタイヤ空転。にっちもさっちもいかなくなりました。
なんとか脱出したものの、そこでメンタルがやられ……撤退。
で、一呼吸置いてから西丹沢に向かったのでした。
結果的には良い判断だったとは思いますが、
いやぁ、怖かった。自戒を込めて書いておきます。
パタゴニ男、車を押してくれてありがとう。
モンベルのチェーンスパイクがあそこで大活躍とは……m(_ _)m