〈MH〉ハイドレーションデビュー。プラティパスを買ってみた。★★★★☆
初めて「ハイドレーションシステム」を買ってみました。
大雑把に言うと、チューチューできる水のパックです。
登山やトレイルラン、ロングジョグなどで使います。
透明のパック(本体)に水を入れて、
ずっとザックなどに入れっぱなしにしておき、
専用のホースから給水する訳です。
いちいちザックを下ろして、
中からボトルや水筒を取り出して、水飲んで、
また元に戻して……という行程が省けますし、
よりこまめに水分補給ができるので身体にも良い。
そして、上級者っぽく見えるってのも嬉しいポイントですね(^^)
いやー、ここのところ3回、
日帰り登山に連れて行ってくれた山の先輩たち(計3名)が
みんな使っていたんですよ、こういうのを。
イマドキ登山の標準アイテムなんだなぁと思い、
大して山に行かないクセに買ってしまったという訳です
(あとランニングでも使おうと思ったので)。
今回僕が買ったのは、ネットでも評判の良い
「プラティパス」のこの商品。
Platypus(プラティパス) ビッグジップSL 2L 25021
- 出版社/メーカー: Platypus(プラティパス)
- 発売日: 2011/03/08
- メディア: スポーツ用品
- 購入: 3人 クリック: 6回
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さっそく開梱して、水を入れてみました。
僕が買ったタイプは天面側に大きなジッパーが付いていて、
水の出し入れがかなりやりやすいです
(ジッパーなし版を試してないので推測ですが)。
2リットルって結構な量ですね。そりゃ2kgだもんなぁ。
こんなの背負って歩いたら疲れそうとか思ったり。
給水チューブは本体にワンタッチで付きます。
着脱可能なのは何かと取り回しが良さそうです。
吸い口。軽く咥えると(噛むと)、ピューッと水が出てきます。
早速飲んでみたんですけど、これは便利だなー。
でもね、新品のビニールっぽい(あるいは消毒薬っぽい?)
味は結構します。使っていく内に薄れることを期待。
あと、吸い口用のカバーはないので(別売りであるけど)、
うっかり地面に付けちゃったりしないように注意ですな。
↑まあ、僕は全然潔癖ではないので、手でペンペンってはたいて
ハンカチで拭いて終わりだと思いますけど(^_^;)
こちらも買ったばかりのランニング用バックパックに
入れてみたところ。
こういうランニング用バックパックの多くは、
「別売りのハイドレーションシステムはここに収めて下さい」
って、スペースが区切られてたりするんですね。
ハイキング・登山用のザックもね。
プラティパス2Lもすっぽり収まりました。
なんか達人ランナーみたい……。
…………
で。
早速、水を満タンにして、20kmほどランニングしてきました。
初めはやっぱり「2Lって重いなー」と思ったんですが、
ずっと走ってると気にならなくなりますね
(ランニング用バックパックの構造や背負い方なども
重さの感じ方に大きく影響するのでしょう)。
走りながら飲む水は……
やっぱり味はゴム臭いけど(笑)、身体に染みてきますね。
うん、これは便利です。
自販機と水道を探す手間から解放される時が来ました。
あと、飲んでると途中で水温が変わるのがわかりました。
初めは外気温と同じぐらい(22度ぐらい)の水が
口の中に入って来たんですが、
その後はたぶん体温に近いぐらいの温かい水が入ってきました。
これ、ホースに溜まってた水を飲み切って
本体の水(←人肌で温まった訳か)を飲んだら
ぬるかったってことですね、たぶん。
そんな小さな発見もありつつ。
一つ気になったのは、
水を飲めば飲むほどに、本体の中に空洞ができるため、
水がシェイクされて、その音が結構うるさいってことですね(笑)。
わっしゃんわっしゃん聞こえてきます。
これはウォーキングなら気にならず(波立ちにくいだろうし)、
ランだと気になるのかな。
一番初めに水を注ぐ時に空気が入らないようにするとか、
水が減っていったらその都度ジッパー部分から空気を出すとか、
そういうテクニックがいるということなんでしょう。
それは追々学んでいこう。
さて。
20kmランニングを終え、
帰宅してからバックパックを開けてみました。
気になるのは、どのぐらい水を飲んだのか。
答えは、半分!(1L)でした。
早く山でも使ってみたいなぁ。