〈YMH〉暖かい立冬の富士山・小天狗塚ハイキング【動画】
富士山中腹ハイキングの第3弾です。
先月(10月上旬)、宝永山に行った際に二ツ塚の存在を知り、
10月下旬に二ツ塚を歩いた時に、今回の小天狗塚のことを知りました。
富士山自然休養林であるこのエリアは静かな森歩きが楽しめるので
(宝永山は有名なので常にそこそこ人はいると思いますが)、
リピーターも多いようです。
ええ、私ももうその一人です。
今回向かったのは小天狗塚という所。
御殿場口新五合目を起点に前回の二ツ塚とほぼ同じルートを辿り、
少しだけ足を伸ばした所にある丘(=塚)です。
行ってみてわかったのは、
小天狗塚を示す標識はなだらかなルート上に一つあるだけ。
そしてそれは山頂標識ではなく案内標識。
正式な小天狗塚の山頂(?)はルートを外れて麓側に2、3分歩いた所にあります。
台状の地形になっていて標高は下がりません。
それらしき地点に三角点と積石のようなものがありましたが、
明確な山頂標識はありませんでした。
これは前回行った(今回も帰りに立ち寄った)二ツ塚の高い方、
二ツ塚上塚(上双子山)と似ています。
二ツ塚上塚はしっかり登らされる点が小天狗塚とは異なりますが、
ともに全く危険箇所はないし、
一定数のハイカーが訪れていることが踏み跡などからわかります。
でも、なぜか一般ルート扱いにはなっていない。
私は勝手に「植生の保護のためかな」と考えて、
小天狗塚でも二ツ塚上塚でもできる限り草木を踏まずに歩きました。
前置きが長くなりましたが、まず、これがメインの動画です。↓
そして、以下はついでに撮った【倍速ノーカット】動画。↓
※その下の「朝焼け」は帰宅途上(ハイキングの翌朝)にたまたま撮れた、
ただのおまけです。
今回も気持ちの良いハイキングができて、
御殿場に一泊して、美味い蕎麦も食べられて大満足でした。
ただ、2点残念だったことがあります。
まず、紅葉最盛期はすっかり過ぎていたこと。
前回二ツ塚を訪れたほんの少し後、つまり、10月末〜11月頭ぐらいが
このエリアの2023紅葉ベストシーズンだったのかなと思います。
今回は木々の多くが落葉を済ませていて景観的には冬でした。
でも、暖かかった。
この日は100年ぶりに11月の最高気温を更新した日の翌日。
寒さを感じずに薄手の長袖1枚で歩けたのは良かったのですが、
富士山の雪化粧は楽しめませんでした。
暖かい日が続いたため、山頂部に雪ではなく雨が降り、
もともとあった雪も溶けてしまったとのこと。
もうちょっと雪が付いてる姿をカメラに収めたかったですね。
話は変わって、備忘録的に記しておきたいのはカメラのこと。
【15倍速】の動画は、GoProを首からさげて撮りっぱなし
(上下逆さに撮ってますが、編集ソフトに突っ込むと自動で
天地が正しくなるのはありがたい)。
【メイン】の動画は、
前回はiPhone SEでほぼ全ての動画・静止画を撮り、
「もうこれで十分なんじゃないか」と思ってましたが、
なんだかそれで終わらせるのも歯がゆくて、
今回は一眼レフ+単焦点レンズで行動中の動画を撮ってみました。
といってもちょっと(だいぶ)古い
NIKON D780とマイクロレンズNikkor 60mmなんですが。
結論は、
「画はきれいだが、歩きながら撮るのはブレがきつい。
手ぶれ補正機能はあるが、それを使うとカクツキが目立つ。
ジンバル使うかマイケル・ジャクソンばりのスムースすり足をマスターしないと」
「iPhoneよりはるかにかさばるし重い」
「なんで60mm持って行った? せめて50mmにしときなさいよ」
「NDフィルター使わないと」
うん、わかってた……(苦笑)。
でもまあ、最近はカメラやレンズを買っても
仕事の現場(記録写真を撮る仕事)にしか持って行ってなかったですが、
これをきっかけにどんどん野外に持ち出してみようと思いました。
RODEのマイクなんて、2、3年前に買って今回初めて屋外で使ったし。
宝の持ち腐れもいいところ。
でも、一眼レフはそろそろ卒業して、
「サイズと価格と機能がコンパクトにまとまったミラーレス」の
本格導入を考えたいですね。
NIKON Z6III、出ないかなぁ……。