〈YMH〉『ボヘミアンラプソディ』と『カメラを止めるな!』
当ブログで映画の話をするのは初めてです。
表題の2本はともに話題作なので、今更感想を述べる必要もありませんが、
「面白かった〜」とだけ言いたくて(笑)。
ネットで拾ったデータですが、
国別国民一人当たり1年間に観る映画の本数は、
日本 1.3本
韓国2.9本
インド2.9本
フランス3.1本
アメリカ4.5本
なのだとか。
「映画館で」だとすると、僕はまさにこのデータ通りの人。
2018年は2本、映画館で見ました。
(その前は2016年の『シン・ゴジラ』かな……)。
『カメラを止めるな!』は、公開前後ぐらいに、信頼できる
クリエイティブ系仕事仲間からの口コミで評判を聞いていました。
『ボヘミアンラプソディ』は、僕がクイーンの浅いファンであったことと、
奥さんが仕事でPRに関わっていたことから見に行くことに。
『カメラを止めるな!』は、前半30分ぐらいの
ワンカットカメラの映像ブレに酔わないかどうかで、
内容以前に娯楽としての快感度が大きく変わる気がします^^;
僕は大丈夫でしたが、奥さんは「ギリギリだった」とのこと。
そこを乗り越えてからの、中盤から終盤にかけての、
スピード感ある全ネタ回収劇は爽快の一言。
「良く考えたもんだよ」とずっとニヤニヤしながら見てました。
もうアマゾン・プライム・ビデオや、ブルーレイ・DVDで出てるんですね。
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…………
『ボヘミアンラプソディ』は誰もが楽しめる「音楽もの」「バンドもの」
「ミュージックビジネスもの」の映画だと思います。
クイーンの立身出世伝と、数々の名曲の誕生秘話、そして、
主役のヴォーカル、フレディ・マーキュリーの生き様(とその死の顛末)は、
学生の頃から洋楽を好んでいた僕にとってはだいたい既知のもの。
なので、ストーリーを楽しむ、というよりは、
壮大なヒットソングメドレーのMVを見ているような感覚でした。
脚本も俳優陣の演技も素晴らしいからこそ、
だんだん登場人物が「本物」に見えてきて、
映画(創作)というより、ドキュメンタリーを見ているようでもありました。
ところどころ時系列をいじっていたり、事実を脚色したりという部分が
気になったりもしたのですが、映画としての興を削ぐものではありません。
最後の『ライブエイド』のシーンを含め、ヒット曲を巧みに使った
高揚ポイントがたくさんあり、ついつい身体でリズムを取っていました。
個人的には、映画冒頭の「20世紀フォックス・ファンファーレ」が、
B・メイのあのギターの音色で奏でられた瞬間に「やられた……!!」です(^^)
サントラが売れてるようです。↓ 選曲的にはほぼベストアルバム。
B・メイの20世紀フォックス・ファンファーレも入ってます。
Bohemian Rhapsody (The Original Soundtrack)
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以上、たまには映画も良いもんだ、というお話でした。
本記事のトップ画像は、
日本の20世紀フォックスのオフィスに飾られているお花。
ゴールデングローブ賞受賞記念の「フラワー・フレディ」です。
かわいいぞ(笑)。
奥さんが仕事で20世紀フォックスに行った時に撮ったものです
(※許可は得ています)。