〈MH〉気分は夏山。乾徳山へ
我らがリーダー。at 頂上
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正月登山のメンバー3名で、
山梨県の「乾徳山」に行って来ました。
標高2031mと、そこまで高くはないですが、
変化に飛んだ眺望と山頂直下の岸壁登りが有名な山です。
我らがリーダーは乾徳山は初めてではなく、
「高校時代(ワンゲル部)以来20数年ぶりかなー」とのこと。
隊員1号(僕)と2号(15年来の友人)は初めて。
僕は徹夜した上に3hの運転で、完全にダメな方に出来上がっており、
見るからにパーティーのお荷物でした。
息が切れまくりんぐで、いかにも苦しそうな人。
事故なく無事に戻って来れたことをまずは喜びたいと思います。
何点か今回の写真を。
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登山道に入る前に駐車場方向を望む。
平和な山村の朝7時の光景……ですが、さすがは土曜日。
僕らが着いた時点で、
登山客向けの駐車場(無料)はかなりの埋まり具合でちょっと焦りました。
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登山口から2hほど歩いて……見えてきたぜ、乾徳山頂上
(たぶんこれがそう)。
どうやら僕はここまでで、
脚と心肺をほぼ使いきっていたようです……。
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振り返れば新緑と、雪化粧を落としつつある富士。
この時期の山は羽虫は多いけど、
新緑の鮮やかなグラデーションとみずみずしい香りから活力をもらえる感じがする。
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富士山vs俺。
「月見岩」という休憩スポットです。頂上まではあと1hの地点。
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悪名高き(?)、山頂直下の鳳岩(おおとりいわ)。
……によじ登る、隊員2号。
リーダーはほぼ鎖を使わず上がってました……(汗)。
これ、下を見る余裕はなかったですが、楽しかったです(^^)
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頂上にて。
20人も座ったらいっぱいになりそうな岩岩しい場所で、
富士山、南アルプス、金峰山などを眺めながら、のんびり食事&コーヒー。
風はほとんどなく、空気はひんやり、陽射しはほとんど夏、
そして、まだ余裕で午前中だという事実が、
幸せな休日感を一層引き立ててくれます。
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下山はさくさくと。
途中の「高原ヒュッテ」にてシカさん3頭と遭遇。
……遭遇という字が想起させるような切迫感は全くなく、
彼らはのんびり歩いてきて、
我らがパーティーから2mぐらいのところで、草をもぐもぐ。
なめられたもんだぜ。
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これは山ではなく麓の民家の庭に咲いていた花ですが……、
こういう色彩を目にすると「夏、間近!」って思う。
7hほどで巡れるコースで、
頂上の高度感や眺望を存分に楽しめる乾徳山。
体調を整えてまた来ます。
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あ、今回はこれを初めて導入したんだった。↓
「首の負担がゼロフック」。2500円ぐらい。
首への負担をなくしてくれる、
カメラのストラップ用フック。
登山用ザックの肩紐の付け根部分に装着して使います。
もうちょっと使ってみないとわからないですが、
現時点では「まあまあ」ですね。
正直言えば、この程度のものにこの値段!?!? とは思います。
そして、ノールックで一発でカメラストラップをこのフックに
ポジショニングするのにもコツがいりそうです(僕だけ?)
でも、下山してみて、アラ不思議。
普段は首からカメラを下げっぱなしで登山してるんですが、
普段より、首に張りや痛み、コリがほとんどありません。
それはまあ、
首にストラップがほとんど触れないので当然と言えば当然ですが。
早いところ、再テストをするために、山に行かないと!
(……という口実)